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「業界は絞ったけど違和感が……」自己分析をやり直して本当に行きたい会社に行けた先輩の話

株式会社Plan・Do・Seeで人事として働く那須野ミッシェルさんが就活を始めたのは、3年生の春から。「メーカーに入社したい」という想いで30社以上の会社を受けたそうです。しかし、「メーカーの中でこの会社」というのが決まらず、那須野さんは「なぜ働くのか」をもう一度考えました。最終的に選んだのは、メーカーではなく、ホテル・ウェディング事業を行うPlan・Do・See。その経緯について、お話を伺いました。

行きたかったメーカーへの就活に失敗

ミッシェルさん②

――中高時代はアメリカで生活されていたとか。

幼少期は日本で過ごしましたが、中学高校はアメリカでした。離れて初めて、日本の良さを感じましたね。トイレットペーパーの柔らかさだったり、おしぼりを丁寧に手渡すことだったり、外国にはない日本特有の文化みたいなものを実感しました。「そんな日本の思いやりあふれる素晴らしいモノを、海外に届けたい」「そのために日本のメーカー企業に入ろう」――そう思って日本の大学に進学を決めました。

――大学時代はどのように過ごしましたか?

早く就活を終わらせたくて、3年生の春から就活を始めていました。最初から「メーカーに行きたい」と心が決まっていたから、「すぐ終わるだろう」と思っていたのですが、30社受けた中で自分が本当に行きたい会社を決められず、結果的に1社からも内定をもらえませんでした。その機会に、自分の「メーカーに行きたい」という想いについて、いろいろと考え直してみたんですね。

それまでは「モノ」自体が日本の特有の文化だと思っていたのですが、よくよく考えると「モノ」だけでは何かが足りない、と感じるようになって……。でも、その時点では何が足りないのかはわかりませんでした。その後、親の勧めもあって不動産や金融業界でも就活をしましたが、自分のやりたいこととは違ったので、むりやり理由をつけても納得がいかず、「自分が本当にやりたいことって何なんだろう」とずっと考えていました。

やり直した自己分析で見つけた就活の軸

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――それから、どうしたのですか?

海外で生活していた頃から、家族と「日本の素晴らしい文化をこっち(海外)にも持ち込みたいね」とよく話していました。そのことを母親と話しながら思い出して、私が好きだったのは日本のモノだけでなく、そのモノを生み出していた日本の“思いやりの文化”だと気づいたんです。

――“思いやりの文化”とは、先程の話のトイレットペーパーやおしぼりなどですか?

そうです。ほかにも、例えば、日本のコンビニではお店に入ると店員さんに挨拶されますよね。当然のようにレシートもきちんと両手で手渡されます。一方、アメリカではそれほど丁寧な接客をされたことがありません。そこで「日本で素晴らしいモノが生まれるのは、日本の“おもてなしの精神”のおかげだ」って気がついたんです。

――それがPlan・Do・Seeで働くことにつながっていくんですね。

合同企業説明会のときに、ふと通りかかったブースのスライドで“日本のおもてなしを世界中の人々へ”と書いてあるのを見つけて「自分が働きたい会社はここだ」と思いました。そのときはこの会社が何業界の会社なのか、何をしている会社なのかなんてわかっていなかったのに(笑)。

――「業界や事業もわからなかった」会社に、最終的に入ることに決めたのはなぜですか?

Plan・Do・Seeの面接を受けたときに、面接官から、「他にもたくさん素晴らしいレストランやホテルはある。商品は似ているように見えても、どんな想いで作られているかはそれぞれ違う。その想いに共感し、心から商品を愛せる会社に入って人生を豊かに歩んでほしい」と言われたんです。

強い想いを持った人たち、そして自分の夢や目標と一致している会社に出会って、5〜10年後もこの会社で働いている姿を思い浮かべると、ワクワクしたんですよね。改めて「ここで働きたい」と思いました。それが理由です。

相手の幸せを考えることが“おもてなし”を広げる

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――ミッシェルさんは現在、どんなお仕事をされているんですか?

昨年まではウェディングプランナーをしていました。今は人事です。インターンシップの運営や、定期的なイベント開催、研修の企画などをしています。

――ウェディングプランナーから、さらに人事へと異動されているのですね。

はい。 “日本のおもてなしを世界中の人々へ”をミッションにしていると、自分のしていることがすべて、やりたいことにつながっていくんです。ウェディングプランナーも人事も、人と関わる仕事で、その人たちが他の人たちと関わる過程で、自分が伝えたいおもてなしの心がどんどん伝わっていく。

ウェディングプランナーが新郎新婦をおもてなしする、というのはわかりやすいですよね。人事になった今、例えば面接官をするときに、「Plan・Do・Seeに入って本当に幸せなのか」を想像するようにしています。就活生には、会社に合わせて質問に答えるのではなく、「今後どうしていきたいのか」を明確にしてほしい。だから、そのタイミングでキャリアプランまで考えてもらえるように、選考フローを設定しています。単なる面接ではなく、終わった後にも何か新たな気付きを得て、少しでも来てよかったと感じてもらえるように接しています。これも広義のおもてなしではないでしょうか。

Plan・Do・Seeのおもてなしは「やり方」ではなく「考え方」です。相手を自然と思いやる気持ちや、見返りを求めないこと。それこそが日本のおもてなしの在り方なので、どんなことをしていても、それがやりたいことにつながっています。

――この“おもてなし”は、どのように世界に広めるのでしょうか?

現在、私の担当は日本とアメリカの研修企画です。その中で、年に数回、Plan・Do・See Americaのメンバー10名ほどが、約2週間、日本で研修するプログラムを実施しています。これは、“おもてなし”が日本の現場でどのようになされているのかを体験し、実践してもらうプログラムです。参加者からは「お客様だけではなく、一緒に働くメンバーも、尊重すべき相手。このような考え方を、海外自店舗にも持ち帰って、いいチームで最高のサービスを提供していきたい」といった感想も。もちろん、いきなり世界に広めることは難しいと思いますが、こうやって地道におもてなしの考え方を伝え続ければ、やがて世界にも根付いていくと思っています。

――最後に、就活中の学生にアドバイスをお願いします。

私は就活中に、自分の本当にやりたいことがわからなくなり、親やおばあちゃんに昔の自分のことを聞いたり、友だちに自分の分析をしてもらったりして、自分がこれまで意識していなかったやりたいことや、幸せを見つけることができました。だから、自己分析はしっかりしてほしいですね。

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